■ お客様事例って何?
お客様事例とは、あなたのお客様を語り手にしてコンテンツを構成する、新しい宣伝手法です。
あなたの商品を愛用してくださる大切なお客様。そのお客様の力を借りて、あなたの商品の良さを広く伝え、売上げを上げていきます。
その人(あるいは会社)のところに行って、なぜあなたの商品を選んだのか、あなたの商品の良さは何なのかを、その人(会社)なりの豊かな言葉で語ってもらいましょう。その言葉を見込み客に見せて、あなたの商品の良さを知ってもらいましょう。お客様がしゃべることの方が貴社がしゃべることよりも信用されやすいですよね。お客様事例は、ある種「お客がしゃべる商品パンフレット」でもあります。
お客様事例のもう一つの良さは「ほんとうの客観性」です。そもそも人間は、自分のことは過小評価(卑下)か過大評価(思いこみ)しかできません。それは自分の商品に対しても同じことです。ある意味、あなたの商品のことは、売りたいあなたよりも、買って使っているお客様の方が、ほんとうの良さを上手に冷静に説明できるのです。
お客様事例とは、具体的には、あなたのお客様にインタビューして写真を取って3000字〜10000字のストーリーを作るものです。これは実物を見た方が早いですね。このようなものです(クリックでジャンプ)。
いわゆる2行〜3行の、「お客様のナマの声」とは違います。取材先(お客様)の発言をもとに、ウソにならないように、それでいて読み手(見込み客)をぐいぐい引き込むように、周到に練り上げたストーリーです。
■ 事例で売上げ、上がりますか?
企業のみなさまとしては、いちばん関心のある質問かと思います。結論からいえば、上がります。
これは論より証拠で云いますと、最近の例として「事例だけで2200万円の売上げ増」(こちら)、「資料請求3倍増(こちら)、「顧客単価5倍増(こちら)」などの成果が出ています。
私が前職で関わったある不振商品は、事例の大量作成がきっかけになって年商15億円を超えるヒット商品にバケました。事例のポテンシャルに組織のレバレッジがかかったのです(その詳細はこちらの小冊子に)。
■ 「お客様の声」とどう違うのですか?
これは、弊社クライアント(ネット販売)の言葉を借りて説明します。
「お客様の声とお客様事例は、役割がぜんぜん違う。お客様の声は『とどめ』。いろいろ説明した後に、最後に背中を一押しする役割。お客様事例は『つかみ』。ビジュアルとキャッチコピーでつかんで、本文を読ませて、その気にさせる。ネット販売は、つかみが命だ。お客様の声も、事例も、どっちも載せているけれど、片方だけ選べといわれたら、僕はお客様事例(つかみ)を選ぶ」。
いま「お客様の声」を使っているみなさま。「とどめはOK」です。
そこにお客様事例を加えれば「つかみもOK」になれます。
■ どの業界でも使えるの?
お客様事例はもともとはソフトウエア業界で発達した手法でした。わたしもソフトウエア業界の出身です。しかし、最近は、製造業、サービス業、ネットショップなど、あらゆる業種がこの手法を使っています。
お客様がいる業界なら、どこでも使える手法です。
■ B to C(一般消費者向け)でも使える?
使えます。弊社にも、オーダー家具、リフォーム、住宅、外壁塗装、美容整形、バイオリン、漢方薬などの多くのB to C企業から事例制作の注文が来ています。
■ 中小企業でも効果が出るかな?
企業規模にかかわらず、効果が出ます。ちなみに冒頭で紹介した2200万円売上げアップの日本許認可センターは、所長とご両親の3人で運営しており、実質的に個人事務所です。
個人経営でもこれだけの効果が出せるわけですから、大手企業では、ここに組織レバレッジをかければ、さらに劇的な効果が出るでしょう。
■ 事例って何本ぐらい作れば効果が出るものなの?
よく聞かれる質問なので、ここでお答えいたします。目安として、まず3本作ってみることをおすすめします。3本作れば、貴社が、事例で、どれぐらいの効果が出せそうか、直感的に当たりがつけられます。行けそうだと分かったなら、10本、20本と作っていけば、ライバルに差をつけることができ、効果に拍車がかかります。
ちなみに、2200万円の売り上げ増を果たした日本許認可センターが作った事例の本数は、「2年で19本」です。山内所長は「事例は今後も作り続けて、ライバルに差をつける。毎年、予定売り上げの1%を事例に投入していく」と云っています。
お客様事例(カスタマワイズ)に興味をお持ちいただいた方は、さらに次をご覧ください。
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